フランスは大混乱に陥る。フランソワ・バイルー首相が信任投票で敗北し、議会で罷免

不人気マクロン大統領は総選挙を控えると報じられている。
THE GATEWAY PUNDIT Sep. 8, 2025 1:00 pmより:

舵取りを失ったフランス:レームダックのマクロン大統領(左)と罷免されたバイルー首相
マクロン氏の少数与党政権は破綻寸前だ。
かつて希望と変革を約束したと売り込まれたロスチャイルド銀行家のエマニュエル・マクロン氏は、期待していた指導者の影さえ失っている。
有権者の80%から不信任されているレームダック(権力の座に就きにくい)フランス大統領は、エドゥアール・フィリップ(2017~2020年)、ジャン・カステックス(2020~2022年)、エリザベート・ボルヌ(2022~2024年)、ガブリエル・アタル(2024年)、ミシェル・バルニエ(2024年)、そしてフランソワ・バイルー(2024年~現在)に続き、7人目の首相を選ばなければならない。
1年半で4人目の首相となり、2年足らずで5人目の首相を選ばなければならない。
これは、フランス国会議員が本日(8日)、フランソワ・バイルー首相の解任に投票したことを受けてのことだ。これにより、政治的・経済的危機は深刻化し、共和国は機能する政府を持たない状況に陥ることになる。

フランスのフランソワ・バイルー首相は就任からわずか9カ月で不信任決議に敗れ、首相と内閣は辞任を余儀なくされた。
CNNは次のように報じた。
「バイルー氏が、2つの祝日の廃止と政府支出の凍結を含む、不人気な440億ユーロ(510億ドル)の節約計画を推し進めるために投票を呼びかけた後、364人の議員が反対票を投じ、194人が賛成票を投じた。
バイルー氏は、昨年12月の不信任決議で敗北した前任者のミシェル・バルニエ氏に倣い、就任わずか9か月で辞任を余儀なくされる。バイルー氏の辞任により、フランスのエマニュエル・マクロン大統領には受け入れ可能な選択肢がほとんど残されていない。・・・

「マクロン大統領には二つの選択肢がある。弾劾されるか、辞任するかだ」と、フランス国民議会のマチルド・パノ議員は述べた。
彼女は、フランソワ・バイルー首相が信任投票に敗れた後、パリで演説した。
批判にさらされているマクロン氏は、辞任どころか、解散総選挙を求める可能性さえ否定している。
「政治的不安定さは、マクロン氏自身が昨年、解散総選挙を決断した劇的な決断に端を発している。2024年5月の欧州議会選挙で極右政党「国民連合」が驚異的な結果を残したことに刺激を受けたマクロン氏は、強行採決を強行した。その結果、マクロン氏は極右と極左に議席を失い、フランス議会は分裂状態に陥った。」