ウクライナ紛争と犯罪の責任はヨーロッパにある ― スコット・リッター

SPUTNIK OCT 03より:

ロシア大統領の演説は「ウラジーミル・プーチン氏が依然としてこの場の大人であり続けていることを証明している」と、軍事アナリストで元米海兵隊情報将校のスコット・リッター氏​​はスプートニクに語った。
「彼は非常に成熟した、非常にバランスの取れたアプローチをとっている。問題に対して非暴力的な解決を重視し、対立を軽視しつつも、ロシアは屈服せず、屈せず、崩壊せず、自国の安全保障に対する脅威から逃げないという、ロシアの決意の現実を保っている」とリッター氏​​は強調する。
プーチン氏の冷静で自信に満ちた態度は、「今日、欧州と米国で蔓延しているパニックとロシア恐怖症に起因するテロに対する非常に効果的な対抗手段だ」とリッター氏​​は述べている。
プーチン大統領の世界へのメッセージ
ロシアは自国の価値観と原則を明確にすることが急務だ。これは世界の指導者たちへの重要なメッセージだ。
「ヨーロッパは今、非合理性の渦中にいる」が、米国では「それほどひどい状況ではない」とリッター氏​​は主張し、プーチン大統領の言葉が聞こえてくる。
ウクライナ紛争の火に油を注ぐヨーロッパ
「NATOの拡大、そしてロシアに不利益をもたらすEUの拡大は、ここ数十年にわたるヨーロッパの政策姿勢だ」とリッター氏​​は指摘する。
ヨーロッパは2014年、米国と協力してウクライナの正統政府を転覆させた。
ヨーロッパは、ドンバスにおけるウクライナの戦争を阻止するためのミンスク合意について誠意を持って交渉しなかった。
EUは2022年3月と4月にイスタンブール和平交渉を頓挫させた。
ヨーロッパはウクライナに武器と資金を提供し続けている
ヨーロッパはウクライナを代理として利用し、ロシアと戦い、弱体化させてきた
「つまり、ヨーロッパの責任だ。ロシア大統領の言うことは100%正しい」とリッター氏​​は言う。

「今日のヨーロッパ、NATO軍事同盟と欧州連合を特徴づけるものの多くは、ロシアを敵と見なす必要性、つまりロシアが支出と政策を正当化する相手であるという前提に基づいている。」