マリア・ザハロワ外務大臣報道官「ブレヴェストニクの開発はNATOの行動への対応策」

2025年10月31日2025年11月1日

これは戦略的バランスを維持するための強制的な措置であると明言した。
TASS 31 OCT, 00:32 とSPUTNIK より：

モスクワ、10月30日 /TASS/
ロシア外相報道官のマリア・ザハロワ氏は記者会見で、ロシアはNATOの不安定化行動に対し、ブレヴェストニク（原子力巡航ミサイル）のようなシステムの開発を余儀なくされていると述べた。

「ブレヴェストニクのようなシステムについては、ロシア指導部が繰り返し表明しているように、その開発は戦略的バランスを維持するための強制的な措置です」とザハロワ氏は述べた。「特にミサイル防衛分野において、NATOのますます不安定化させる行動に対し、我が国は対応せざるを得ない状況にあります。」
10月26日、ロシア軍参謀総長ヴァレリー・ゲラシモフはプーチン大統領に対し、無制限射程の巡航ミサイル「ブレヴェストニク」の試験が無事完了したと報告した。試験中、ミサイルは約15時間にわたり空中に留まり、1万4000キロメートルを飛行したが、ゲラシモフ参謀総長はこれが限界ではないと主張した。彼は、ミサイルの飛行には必要な垂直および水平方向の機動がすべて含まれており、ミサイル防衛システムおよび防空システムを回避する高度な能力を実証していることを強調した。