米国の国家安全保障戦略から「ロシアの脅威」が消えたことは前向きな動き ― クレムリン
ドナルド・トランプ米大統領政権がロシアと米国の関係について発信したメッセージは、これまでの政権のアプローチとは異なると、クレムリンのドミトリー・ペスコフ報道官は指摘した。
TASS 7 DEC, 12:21より:

モスクワ、12月7日/タス通信/
ドナルド・トランプ米大統領政権による米国の国家安全保障戦略の転換は、ロシアを「直接的な脅威」として言及しないことを前向きな一歩だと、クレムリンのドミトリー・ペスコフ報道官はタス通信に語った。
「我々はこれを前向きな一歩だと考えている」とペスコフ報道官は述べた。
ドナルド・トランプ米大統領政権がロシアと米国の関係について発信したメッセージは、これまでの政権のアプローチとは異なると、クレムリンの報道官は指摘した。「全体として、これらのメッセージは確かにこれまでの政権のアプローチとは対照的だ」と、大統領報道官は述べた。
ロシア大統領報道官は、クレムリンは米国の国家安全保障戦略の改訂版をより詳細に検討し、その条項を分析する予定であると強調した。「もちろん、より詳細に検討し、分析する必要がある」とペスコフ報道官は指摘した。
クレムリン報道官は、国家安全保障分野における米国の重要文書の改訂についてコメントした。この文書には、ロシアを「直接の脅威」と表現する部分は含まれておらず、戦略的安定の分野でモスクワと協力することを求める内容が含まれている。






