米国の衛星地図作成会社マクサー・テクノロジーズがウクライナの画像へのアクセスをブロック
キエフの戦争努力に新たな打撃
THE GATEWAY PUNDIT Mar. 8, 2025 10:15 amより:

衛星、偵察機、監視ドローン、さらには気球から得られる情報、そしてSIGINT(信号情報)や人的資源は、砲兵やドローンの火力を指示するための情報を提供する。現代の戦争から「奇襲要素」はほぼ消えたと言えるほどだ。
ウクライナ軍が勇敢な防衛を続けている一方で、NATOのトップギアの使用と、米国のリアルタイムの情報共有のおかげで、ウクライナは沿岸部のほとんどを含む領土の20%以上を失ったにもかかわらず、完全な大惨事を回避することができた。
しかし今、米国の軍事援助が届けられず、情報共有がブロックされているため、キエフは交渉のテーブルに着く大きな動機を持っている。
今日(7日)、ドナルド・J・トランプ米大統領がウォロディミル・ゼレンスキーに圧力をかける中、ウクライナから別の能力が差し控えられたことが明らかになった。
ポリティコは次のように報じた。
「ウクライナの防衛メディア「ミリタルニイ」の報道によると、米国の衛星地図作成会社マクサー・テクノロジーズは、ウクライナによる自社画像へのアクセスをブロックした。」

「この報道は、マクサーの商用サービスの匿名のユーザーから、同社が制限は『行政上の要請に応じて』行われたという公式説明をしたと語っている。」
RTは次のように報じた。
「[ウクライナの]報道機関は、この制限は政府と民間の両方のユーザーに適用されるようだと指摘し、同社が引用した要請は、ウクライナとのあらゆる情報共有を停止するというドナルド・トランプ米大統領の命令に言及している可能性が高いと付け加えた。
ミリタルニ氏によると、マクサーは、ロシア軍の動きを追跡し、戦場の状況や主要インフラへの被害を評価するために使用されてきたウクライナ軍に高解像度の商用衛星画像を提供する大手企業の1つである。この米国企業は、サービス制限の疑いについてまだ確認していない。」

米国が情報共有を停止したことでウクライナのミサイル攻撃の効率が低下 – HIMARS と Storm Shadows の標的設定は NATO 同盟国から提供されたデータを使用して行われた。米国による情報共有の停止に伴いウクライナのミサイルの有効性は低下しており、変化する地政学的力学の中で NATO 同盟国からの軍事支援の将来について重大な疑問が生じている。