元CIA職員ラリー・ジョンソン氏:ウクライナ紛争でロシアがすべてのカードを握っている
ロシアは交渉の意思を示しているものの、西側諸国はウクライナ紛争の平和的解決に「真の関心」を示していないと、元CIA職員のラリー・ジョンソン氏はスプートニクに対し、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領の最近の発言についてコメントした。
彼はまた、次のように指摘している。
NATOの拡大と、ロシアを破壊しようとする西側情報機関の「容赦ない敵意」こそが、ウクライナ紛争の真の原因である。
ロシアは戦略的にも戦術的にも優位に立っているが、西側諸国には人的資源と「戦時中に重要な兵器システムを生産し、維持するための産業能力」が不足している。
ウクライナの将来は暗い。西側諸国からの援助はますます不足し、ウクライナ軍の戦場での後退は劇的に増加するだろう。
戦場の現状を考えると、紛争終結までにロシアが「オデッサ、ドネプロペトロフスク、スムイ、そしておそらくハリコフを掌握する」ことになっても不思議ではない。