米国がウクライナに供与した武器がメキシコカルテルの手に渡ったことが判明

2023年6月2日

ウクライナ軍のシンボルである、イエローのテープが巻かれたままのランチャー

メキシコの悪名高いガルフ・カルテル(CDG)の記章をつけた過激派が、米国製対戦車ジャベリン・ミサイル発射装置を携行しているところをタマウリパス州で撮影されており、その数千発は昨年国防総省によってウクライナに送られた。

月曜にマタモロスで撮影され、火曜夜にミレニオ・ニュースチャンネルによって放映された映像には、カラシニコフ銃とレイセオン製のFGM-148とされるミサイルで武装したCDGパッチをつけた男が映っていた。

昨年2月以来、国防総省の備蓄から1万発を超えるジャベリンがウクライナに送られており、米軍自身のミサイルが枯渇し始めている。

ミレニオのプレゼンター、アズセナ・ウレスティ氏はツイッターで、闇市場でのジャベリン発射装置の推定価値は2万ドルから6万ドルだが、ミサイルの平均価格は約3万ドルであると指摘した。