イーロン・マスク氏、トランプ大統領の不正な見せしめ裁判を非難

アメリカの司法制度に「大きな損害」

THE GATEWAY PUNDIT May 31, 2024より:

ビジネス界の大物、イーロン・マスク氏は、政治的動機によるドナルド・トランプ氏の見せしめ裁判に反対し、同裁判は米国の司法制度に「大きな損害」を与えたと述べた。

トランプ氏は、不正な手続きと広くみなされている、アダルトポルノスターのストーミー・ダニエルズ氏への口止め料支払いに関連する事業記録の偽造の34件の容疑すべてで有罪判決を受けた。

マスク氏はその評価に同意しているようで、Xプラットフォームの1億8500万人を超えるフォロワーに判決を非難するツイートを投稿した。

「元米国大統領が重罪で有罪判決を受けたのは、イラク戦争やアフガニスタン戦争、CIAの違法クーデター、結婚式へのドローン攻撃、米国人スパイ活動によるものではない…
トランプ氏がポルノスターの秘密保持契約に対する13万ドルの支払いを誤分類したためだ」と、ガイガー・キャピタルという名のユーザーが書いた。

「確かに、今日はアメリカの司法制度に対する国民の信頼に大きなダメージを与えました」とマスク氏は答えた。「元大統領がこのような些細な問題で、正義ではなく政治的動機で有罪判決を受ける可能性があるのであれば、誰もが同じような運命をたどる危険にさらされているのです。」

マスク氏は悪意ある訴追のリスクを十分承知しているだろう。同氏がXプラットフォームを購入し、左翼思想への反対を表明して以来、エリザベス・ウォーレン上院議員を含む多くの民主党幹部が同氏の企業に対する「調査」を求めている。

一方、トランプ氏は犯罪で有罪判決を受けた初の元米国大統領となった。判決は共和党大会の3日前の7月に予定されている。