中国を「最大の脅威」と名指しするトランプ氏の副大統領候補に北京が反応
北京外務省報道官は「米国が選挙中に中国関連の問題を大げさに騒ぎ立てることに常に反対している」と発言
イスタンブール
中国は火曜日、ドナルド・トランプ前米大統領が副大統領に指名したJD・ヴァンス氏に慎重に反応した。
「我々は常に、米国が選挙中に中国関連の問題を大げさに騒ぐことに反対してきた」と、中国外務省のリン・ジアン報道官が北京で記者団に語ったと国営メディアが報じた。
トランプ氏から共和党の副大統領候補に指名された後の最初のコメントで、ヴァンス氏は中国を米国にとって「最大の脅威」と名指しした。
米国は今年11月に大統領選挙を行う。
ヴァンス氏はフォックス・ニュースに対し、トランプ氏はロシアとウクライナと交渉し「この戦争を迅速に終わらせ、米国が真の問題である中国に集中できるようにする」と語った。
「中国は我が国にとって最大の脅威であり、我々は完全にそれに気を取られている」と同氏は述べた。