米国、制裁違反で、ドミニカ共和国でベネズエラのマドゥロ大統領の航空機を押収
THE GATEWAY PUNDIT Sep. 2, 2024より:
CNNの報道によると、米国は制裁違反のためドミニカ共和国でベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領の1300万ドルの航空機を押収した。
今年初め、米国はマドゥロ政権が「包括的かつ競争的な選挙」の促進を拒否したため、ベネズエラの石油・ガス産業に対する制裁を復活させた。
米国当局者によると、この航空機は月曜日にフロリダに飛ばされ、両国間の緊張が高まっていることを浮き彫りにした。
米国当局者はCNNに対し、「これは上層部にまでメッセージを送るものだ。外国の国家元首の航空機を押収するのは刑事事件としては前例がない」と述べた。 「我々は、誰も法の上に立つことはできず、誰も米国の制裁の及ばないところにいるわけではないことを明確にしている」
CNN の報道によると、
「当局は、この飛行機をベネズエラのエアフォースワンと表現しており、マドゥロ大統領がこれまで世界各地を公式訪問した際にも写真に撮られている・・・
・・・ベネズエラの状況は、数百万人が国外に逃亡し、その多くが米墨国境への移住を選んだことから、米国の政治に影響を及ぼしている。
米国当局は長年、政権への数十億ドルの資金の流れを断ち切ろうとしてきた。連邦政府で2番目に大きい捜査機関である国土安全保障省捜査局は、ベネズエラに向かう高級車数十台などの資産を押収した」
今月初め、バイデン大統領はマドゥロ大統領に、権力を退けば恩赦を与えると提案した。しかし、マドゥロ大統領はこの提案を拒否しているようで、米国は同大統領の航空機などの資産を押収する措置を講じている。