トランプ大統領、ウクライナはいつかロシアの一部になるかもしれないと発言
米国大統領は、米国は以前のように「このお金を支払い続けることはできない」とキエフに警告したと付け加えた。
ニューヨーク、2月11日。/TASS/。
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ドナルド・トランプ米大統領は、ウクライナは「いつかロシアになるかもしれない」と述べ、米国政府がウクライナに投資した資金を取り戻したい可能性も否定しなかった。
「彼らは、レアアース、石油、ガスの面で非常に価値のある土地を持っている。<…> 我々は何千億ドルも費やしているので、我々の資金を確保したい。<…> 彼らは取引をするかもしれないし、しないかもしれない。彼らはいつかロシアになるかもしれないし、いつかロシアではなくなるかもしれないが、我々はそこにこのすべての資金を持っているので、私はそれを取り戻したいと言っている。そして、私は彼らに、5000億ドル相当のレアアースが欲しいと言った。そして彼らは基本的にそれに同意しているので、少なくとも我々は愚かだとは思わない」と、彼はフォックス・ニュースのインタビューで語った。
トランプ氏は、米国は以前のように「この資金を支払い続けることはできない」とキエフに警告したと付け加えた。
トランプ氏は、もし自分が最初の任期を終えても大統領職にとどまっていれば、ウクライナ紛争は始まらなかっただろうと繰り返した。「私はいつも言っているが、もし私が大統領で、選挙が不正でなければ、このようなことは決して起こらなかっただろう。<…> この[紛争]は決して起こらなかっただろう。[ロシア大統領]プーチン氏では起こらなかっただろうし、[ハマス武装勢力による]10月7日のイスラエルへの攻撃も決して起こらなかっただろう」とトランプ氏は述べた。
2024年6月14日、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、外務省幹部との会談で、ウクライナ紛争解決の条件を概説した。これらの条件には、ドンバスとノヴォロシアからのウクライナ軍の撤退、およびキエフがNATOに加盟しないという約束が含まれている。ロシア語を話す市民の権利、自由、利益もウクライナで完全に保護されなければならない。ロシアは、西側諸国による自国に対するすべての制裁を解除し、ウクライナを非同盟国および非核国にすることを主張している。