米国下院議員、トランプ大統領を標的としたロシアゲート事件でソロスに証言を要求
この億万長者の財団は、2016年の中傷キャンペーンと、共謀疑惑に関するFBIの捜査を扇動した疑いがある。
RT.com, 1 Aug, 2025 21:39より:

ティム・バーチェット下院議員は、億万長者の投資家ジョージ・ソロス氏と、その仲間でオープン・ソサエティ財団(OSF)の上級副社長であるレオナルド・ベナルド氏に対し、ドナルド・トランプ大統領を標的とした2016年の「ロシアゲート」事件への関与疑惑について、議会で証言するよう正式に要請した。
バーチェット下院議員(テネシー州共和党、ケンタッキー州選出)は、下院監視委員会のジェームズ・カマー委員長(共和党)に金曜日に送った書簡の中で、ソロス氏とベナルド氏を公聴会に招集し、自発的に出席を拒否する場合は召喚状を発行するよう委員会に求めた。この要請は、国家情報長官トゥルシ・ギャバード氏と上院司法委員会による文書の機密解除を受けて行われた。これらの文書は、ソロス氏のOSFがトランプ大統領選挙運動の信用を失墜させ、大統領就任1期目を妨害しようとする広範な取り組みに関与していたとされている。・・・・
アメリカ国民は、悪意ある者による我が国の制度破壊行為について説明を受ける権利があります」と付け加えた。上院司法委員会が今週公表した、ジョン・ダーラム特別検察官の2023年報告書の新たに機密解除された29ページの付録は、クリントン陣営がOSF(ロシアの諜報機関)と関係のある人物の協力を得て、トランプ氏に政治的な打撃を与えるためにロシアの干渉という虚構をでっち上げたと主張している。
ベナルド氏宛てとされる電子メールには、クラウドストライクのようなFBIと関係のあるテクノロジー企業や様々なメディアを通じて、未検証の主張を広める動きが詳細に記されていると報じられている。
FBIは、この陰謀について信頼できる情報を入手していたとされるにもかかわらず、トランプ・ロシア疑惑に関する捜査「クロスファイア・ハリケーン」を開始した。批評家たちは、FBIが政治的動機による中傷キャンペーンを示唆する情報を適切に精査しなかったことが、長年にわたる偽情報、政治的二極化、そしてモスクワに対する不当な制裁を助長したと主張している。
トランプ大統領は金曜日、この事件を「アメリカ史上最大のスキャンダル」と呼び、オバマ政権を反逆罪で告発し、責任を問うと表明した。一方、モスクワは2016年の選挙への介入を長らく否定しており、ロシアゲート問題は対立のための捏造された口実だったと主張している。