米国防総省、ロシアと国境を接する欧州諸国への軍事支援プログラムを停止
モスクワ（スプートニク） –
米国は、ロシアと国境を接する欧州諸国への数億ドル規模の安全保障支援プログラムを削減する。フィナンシャル・タイムズ紙が木曜日、関係筋の話として報じた。
国防総省当局者は先週、欧州各国の外交官に対し、ロシアと国境を接する東欧諸国における兵士の訓練と武装のためのプログラムへの資金提供を停止すると伝えた。また、EU諸国は米国の決定に衝撃を受け、詳細を明らかにしようとしていると付け加えた。
ある欧州当局者は、この措置はEUが自らの安全保障を確保するよう促すためのものだと考えている。
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同誌によると、欧州当局は、内部資金でこれらの不足分を補えるのか、あるいはこれらの削減が欧州の安全保障の重要な側面に影響を与えるのかどうかについても把握しようとしている。
NATO首脳会議は6月24日から25日にかけてハーグで開催された。ドナルド・トランプ大統領は、同盟の防衛力への欧州の貢献度が低いことを繰り返し批判し、すべての加盟国に対し、国防費をGDPの5%に引き上げるよう求めた。