トランプ大統領、ウクライナは戦争終結に向けた米国の努力に「全く感謝していない」と非難
米国大統領、ロシアからの原油購入継続について欧州諸国も非難
AA.com 23.11.2025より:

ドナルド・トランプ米大統領は日曜日、ウクライナ指導部がロシアとの戦争終結に向けた米国の努力に「全く感謝していない」と非難し、紛争の責任は前任者にあると非難した。
「ウクライナの『指導部』は我々の努力に全く感謝を示しておらず、欧州はロシアから原油を購入し続けている」とトランプ大統領は自身のソーシャルメディア「トゥルース・ソーシャル」に投稿した。
トランプ大統領は、「強力かつ適切な米国とウクライナの指導部」がいれば、この戦争は「決して起こらなかっただろう」と主張し、この戦争は「スリーピー・ジョー・バイデン政権」の時代に始まったと述べた。
トランプ大統領は、2020年の選挙が「不正操作され、盗まれていなかった」なら、ウクライナとロシアの戦争は起こらなかっただろうと述べ、ロシアのプーチン大統領は「決して攻撃しなかっただろう」と主張した。
トランプ大統領は、「決して起こるべきではなかった戦争、誰にとっても、特に何百万人もの人々が不必要に命を落とした戦争を引き継いだ」と述べた。
この発言は、米国とウクライナの高官がジュネーブで28項目からなる米国の和平案について協議しているさなかになされた。
この案は、ウクライナに対し、ロシアへの領土の追加譲渡、軍事規模の縮小、そしてNATOからの正式な離脱を求めているようだ。
トランプ大統領は、この案が「最終的な提案」ではないと述べ、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領に木曜日までに回答するよう求めた。
ゼレンスキー大統領は、「尊厳の喪失か、重要なパートナーを失うリスクか」の選択を迫られていると述べた。
土曜日には、欧州9カ国と日本、カナダ、EUの首脳らが、ウクライナの軍事力制限案に懸念を表明し、「ウクライナを将来の攻撃に対して脆弱な状態に陥らせる」と警告した。






