ルカシェンコ大統領、ベラルーシにワグナーの首領がいると発言
ベラルーシ大統領、傭兵団に「次に何をするかを考えながらテントを張れる」場所として放棄された軍事用地を提供したと語る
モスクワ：
ベラルーシのアレクサンドル・ルカシェンコ大統領は火曜日、ワグナー民兵組織のトップ、エフゲニー・プリゴジンが同国に到着したと発表した。
ルカシェンコ氏はミンスクでの記者会見で、「確かに、彼は今日ベラルーシにいる」と記者団に語った。
同氏は、傭兵団に対し、「次に何をすべきかを考えながらテントを張る」ことができる、放棄された軍事用地を提供したと述べた。
ルカシェンコ氏は、ベラルーシにはワグナーの募集窓口は存在しないが、国民はこのグループに参加する可能性があると指摘し、そのような決断を下す人はその仕事に「死の危険」があることを認識すべきだと強調した。
ルカシェンコ氏はまた、ワグナーの経験が軍にとって役立つだろうと述べたヴィクトル・クレニン国防相に相談したとも述べた。
ベラルーシの指導者は、反乱を引き起こした理由についてコメントし、ロシアのセルゲイ・ショイグ国防大臣とプリゴジンの間の「個人的な衝突」が「この戦いにエスカレートした」と述べた。
「私はショイグ氏の仕事を知っている。不当にも彼は時々批判される」と彼は語った。
ルカシェンコ氏は、ロシアとベラルーシにとって共通の問題であるため、自分は「参加者」であると主張し、「調停者」と呼ばれないよう求めた。・・・・
ルカシェンコ氏は、リトアニアのビリニュスで開催されるNATO首脳会議に先立って「ワグナーの助けを借りて挑発を準備している」という疑惑を否定した。
「この挑発は必要ない。それで何が得られるというのか？ビリニュスで彼らを怖がらせて、それでどうする？彼らは報復するだろう。だから、その必要はない。」と彼は言った。
– 核兵器：
ルカシェンコ氏は、ロシアの戦術核兵器のほとんどがベラルーシに配備されていると述べた。・・・・
ルカシェンコ氏は、ワグナー戦闘員がベラルーシでロシアの核兵器を警備するという主張を否定した。 同氏はロシアの核兵器の安全性について個人的な責任があると述べた。