ガザのインドネシア病院は「閉鎖」、負傷者であふれている
ベイト・ラヒヤのインドネシア病院の院長は、45人の患者が「緊急の外科的手当て」を必要としていると述べた。
ALJAZEERA 16, Nov. 2023より:
ガザ北部にあるインドネシアの病院は、イスラエルによる包囲地域への攻撃のさなか、物資の不足と患者の圧倒的な数により「完全に機能停止」になったと病院長のアテフ・アル・カルルート氏は述べた。
ガザ地区北部ベイト・ラヒヤの病院からの映像には、負傷したパレスチナ人が施設の廊下に並び、血だまりの中でうつぶせに横たわっている様子が映っている。
「私たちはこれ以上のサービスを提供することはできません・・・患者にベッドを提供することもできません」とアル・カールート氏は木曜日にアルジャジーラに語った。
病院の収容能力は140人だが、アル・カールート氏は、現在約500人の患者が院内にいると述べた。
同氏は、45人の患者が「緊急の外科的手当て」を必要としていると述べ、救急車の収容力不足を理由に「これ以上負傷者を施設に運ばないよう」呼び掛けた。
同氏は、病院の各部門が「業務を遂行できない」と述べた。病院の医療従事者らは、物資の深刻な不足を挙げた。
「私たちにはベッドがない」と、建物を視察した医療従事者はアルジャジーラに語った。
「この人は集中治療室が必要です」と彼は、看護師の世話を受けながら地面に横たわっている若い男性を指して付け加えた。
「そして(ここには)」と彼は足を切断した別の患者を指差しながら言った、「私たちには薬がありません。」
「私たちはワディ・ガザからベイト・ハヌーンまで負傷者を受け入れています。中にはここに10日間滞在している人もいます」と彼は言う。
2023年11月16日、ガザ地区北部で、イスラエルの地上攻撃の最中にアル・シファ病院が閉鎖された後、イスラエルの攻撃で負傷し、インドネシア病院の床に横たわるパレスチナ人。