パレスチナの弾圧は10月7日に始まったわけではなく、106年前に始まった:駐英パレスチナ特使
「すべては英国がパレスチナ国民を非ユダヤ人の少数派に変えたときに始まった」とフサム・ゾムロットは言う。
AA.com 10, 12, 2023より:
イスタンブール
駐英パレスチナ大使のフサム・ゾムロット氏は、同国におけるイスラエルの弾圧は10月7日に始まったのではなく、106年前に始まったと語った。★参考:1917年11月2日のバルフォア宣言動画
ゾムロット氏は土曜日、イスタンブールで開催された第7回TRT世界フォーラムでアナドル氏に対し、「英国が我々に相談もせずに我が国の土地を他国に約束し、我々パレスチナ国家を非ユダヤ人の少数派に変えたことがすべての始まりだった」と語った。
「パレスチナ人民による自由と正義の探求は今や認められるべきだ。私たちは人権、国家の権利、そして国際的な合意と法律の問題に取り組む必要がある」とゾムロット氏は指摘した。
ゾムロット氏は、「イスラエルが理解しているのは、軍事的解決、暴力、民間人への脅迫、民間社会への圧力の行使である」と述べた。
同氏は、イスラエルがこの残虐行為を実行できるのは、パレスチナ人の人間性を非人間化することによってのみ可能であると指摘した。
「聞いたことがあるでしょう。イスラエルの牧師たちは私たちを『人間に似た動物』と呼びました。一般人を殺すことは、このような方法でできないので、彼らを非人間化しなければなりません」と彼は言った。
ゾムロット氏は自身の発言やCNNやBBCなど多数の西側テレビチャンネルへの出演で注目を集め、自らを被害者であるかのように見せようとするイスラエルの取り組みを厳しく批判した。
パレスチナ飛び地の保健当局によると、10月のハマスによる国境越え攻撃を受けて、イスラエルはガザ地区への容赦ない空襲と地上攻撃を開始し、少なくとも1万7700人のパレスチナ人が死亡、4万8780人以上が負傷した。
公式統計によると、ハマスの攻撃によるイスラエル人の死者数は1200人となった。