米国にはガザ停戦を確実にする「歴史的責任」がある:トルコのエルドアン大統領
レジェップ・タイップ・エルドアン大統領は電話会談で、イスラエルの攻撃の長期化は地域に「マイナスの影響」をもたらす可能性があると米国の対応者に語った。
AA.com 14, 12, 2023より:
ワシントン
トルコのレジェップ・タイップ・エルドアン大統領は木曜日、米国の大統領に対し、ガザ地区での恒久的な停戦をできるだけ早く実現することが米国の「歴史的責任」であると語った。
トルコ通信総局によると、エルドアン大統領とジョー・バイデン氏は電話会談を行い、パレスチナ領土、特にガザへのイスラエルの攻撃、二国間関係、スウェーデンのNATOへの参加について話し合った。
大統領は、米国がイスラエルに対する「無条件支援」を撤回すれば、停戦は速やかに達成できると述べた。
エルドアン大統領はバイデン氏に対し、ガザでの人的悲劇は止められるべきだと語り、イスラエルによる攻撃の深化と長期化は「地域と世界に悪影響」をもたらす可能性があると警告した。
同氏は、イスラエル・パレスチナ紛争を解決するには、トルコが提案した保証メカニズムの確立の必要性を強調した。
エルドアン大統領は、1967年の国境線に基づいてエルサレムを首都とする独立主権パレスチナ国家の樹立が「最も合理的かつ恒久的な解決策」であると強調した。