イスラエル野党指導者、ガザ紛争中に新たな選挙を呼びかけ
この呼びかけは、10月7日の攻撃に対する責任を認めなかったベンヤミン・ネタニヤフ首相への批判が高まる中で行われた。
AA.com 17, 12, 2023より:
エルサレム
イスラエルの野党指導者ヤイル・ラピッド氏は日曜日、ガザ地区への攻撃が続く中、新たな選挙を呼びかけた。
「(ベンヤミン)ネタニヤフ首相は首相を続けることはできない」とラピド氏はイェディオト・アロノス紙に語った。 「戦争中でも選挙はできる。」
包囲された飛び地での攻撃中にイスラエルの野党指導者が新たな選挙の実施を要求したのはこれが初めてだった。
この呼びかけは、10月7日のハマスによる国境を越えた攻撃に対するネタニヤフ首相の責任を認めなかったことに対する批判が高まる中で行われた。
ラザール研究所がイスラエルの日刊紙マーリブに寄せた最近の世論調査によると、ネタニヤフ首相が政府運営に適任だと信じているイスラエル人はわずか27%だった。
調査では、イスラエル人の49%、つまり約半数が、国民統一党党首のベニー・ガンツ氏が政府を率いるのに最適な人物であると信じていることが判明した。
多くのイスラエル国民は、ハマス攻撃に関する戦後捜査がネタニヤフ首相の政治生命に終止符を打つことになると予想している。
ネタニヤフ氏は2022年末に首相に選出された。
ラピド氏の発言についてネタニヤフ首相からはコメントはなかった。
海辺の飛び地の保健当局によると、イスラエルはハマス攻撃への報復としてガザ地区に空と地上の攻撃を開始し、その大半が子供と女性である少なくとも1万8,800人のパレスチナ人を殺害、5万1,000人を負傷させた。
ハマスの攻撃では1,200人近くが死亡したとみられており、130人以上の人質が今も拘束されている。