ネタニヤフ首相「イスラエルを率いる資格なし」:野党指導者
イスラエルで新たな選挙を実施するよう求める声が高まる。
AA.com 08, 01, 2024より:
エルサレム
イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相には「国を率いる資格はない」と野党指導者のヤイル・ラピッド氏は月曜日に述べた。
ラピッド氏はX上の声明で、イスラエルの現戦争評議会のメンバーである元国防大臣ベニー・ガンツ氏を含むイスラエル野党議員に対し、連立与党から離脱するよう促した。
「これは統一政府でも緊急政府でもない。彼らはイスラエル国家を救っているのではなく、ネタニヤフ首相を救っているのだ」とラピッド氏は付け加えた。
野党指導者は、彼の率いるイエシュ・アティド(未来はある)党の議員24人は現イスラエル政府を変えるあらゆる動きを支持すると述べた。
10月7日のハマスによる国境を越えた攻撃に対するネタニヤフ首相の責任を認めなかったことに対する批判が高まる中、イスラエルで新たな選挙を実施するよう求める声が高まっている。
イスラエルのメディアが過去数日間に実施した世論調査では、今早期選挙が実施された場合、ネタニヤフ首相は政権樹立が不可能となる一方、ガンツ氏が成功する可能性が最も高いと考えられていることが示唆された。
ガザ保健当局によると、イスラエルは10月7日以来、ガザ地区に対して空と地上の攻撃を開始し、少なくとも2万3084人のパレスチナ人が死亡、5万8926人が負傷し、ハマスの攻撃では1200人近くのイスラエル人が死亡したと考えられている。
イスラエル軍の猛攻撃によりガザ地区は廃墟となり、飛び地のインフラの60%が損傷または破壊され、食糧、きれいな水、医薬品の深刻な不足により200万人近くの住民が避難を余儀なくされた。