ガザ住人「近年の歴史で例のない規模の破壊に耐えている」:国連事務総長
アントニオ・グテーレス氏「パレスチナ人民に対する集団的処罰を正当化できるものは何もない」
AA.com 23, 01, 2024より:
ワシントン
アントニオ・グテーレス国連事務総長は火曜日、ガザの人々が耐えている破壊は「最近の歴史」では知られていない規模であると述べた。
グテーレス氏はガザ情勢に関する国連安全保障理事会の会合で、ガザの民間人にとって過去100日間は「胸が張り裂けるような悲惨な」日々だったと述べた。
「ガザの全住民は、近年の歴史において例のない規模とスピードで破壊に耐えている。パレスチナ人民に対する集団的処罰を正当化できるものは何もない」とグテーレス氏は述べた。
国連事務総長はガザの人道状況を「ひどい」と呼んだ。
「ガザでは誰もが飢えており、ガザの人口の4分の1、50万人以上が壊滅的なレベルの食糧不安に苦しんでいる」と同氏は語った。
病気
グテーレス氏は、ラファ県内に約150万人が詰め込まれていると述べた。
「医療システムが崩壊するにつれて病気が蔓延している。ガザの36の病院のうち、部分的にだけでも機能しているのは16病院だけだ」とグテーレス氏は述べた。「これは、ガザの人々が容赦ない砲撃によって死傷する危険があるだけでなく、A型肝炎、赤腸、コレラなどの感染症に感染する可能性が高まっていることを意味します。」
同氏はまた、渋滞を緩和し、難航点を避けるためには、ガザ地区への通過地点を増やす必要があるとも述べた。
「私はガザ全域で迅速かつ安全で妨げられない拡大かつ持続的な人道的アクセスを求める」と述べた。
テルアビブが1,200人を殺害したと発表したパレスチナ抵抗組織ハマスによる国境を越えた攻撃以来、イスラエルはガザ地区への致命的な攻撃を開始している。 パレスチナ保健当局によると、これまでに少なくとも2万5,490人のパレスチナ人が殺害され、そのほとんどが女性と子供であり、6万3,354人が負傷した。