ロシア、ウクライナがザポリージャ原子力発電所付近で無人機攻撃を行ったと非難

ロシア外務省、国連の核監視機関に対し、原子力発電所への「唯一の脅威源としてキエフを明確に挙げる」よう要請。
AA.com 15, 02, 2024より:

ザポリージャ原子力発電所

モスクワ

ロシアは木曜日、ウクライナがザポリージャ原子力発電所(NPP)近くにあるエネルホダル市に無人機攻撃を行ったと非難した。

同省は声明で、2月14日にウクライナ軍が戦闘用無人機による攻撃を開始し、そのうち1機が管理棟に損害を与えたと発表した。

他の3機の無人機は電子戦によって制圧されたと付け加えた。

同省は、キエフが「平和的な核施設の安全な機能を完全に無視し、原子力発電所職員の生命と健康に脅威を与えるなど、あらゆる手段で犯罪的目的を達成したいという願望を再び示した」と述べた。

同報告書は、「国際原子力機関指導部が責任ある立場をとり、原子力発電所の信頼できる機能に対する唯一の脅威源としてキエフを明確に名指しすることを期待している」と述べた。

ザポリージャ原子力発電所はヨーロッパ最大で、世界でも10大規模の一つであり、2022年初頭からロシアの管理下にある。

それ以来、ロシアとウクライナ両国が原発付近で砲撃を行ったと互いに非難しており、核災害への懸念は続いている。