キエフの戦況が悪化する中、ウクライナのゼレンスキー大統領がドイツ、フランスと二国間安全保障協定に署名

THE GATEWAY PUNDIT Feb. 16, 2024より:

米国からのウクライナへの軍事的・財政的支援が枯渇し、すぐに再開される可能性は低いため、欧州の主要国は即時支援を保証するとともに、欧州と世界にキエフ政権支援への長期的なコミットメントを示すために二国間協定に目を向けた。

英国が1月にウクライナと協定を結んだ後、前線の状況がウクライナにとってますます悪化しているため、今日ではドイツとフランス両国もウクライナと個別の協定を締結した。

ドイツのオラフ・ショルツ首相とフランスのエマニュエル・マクロン大統領はいずれも国内で厳しい状況に直面しており、世論調査の悲惨な数字と彼らに代わる勢いのある野党が準備を整えている。

ショルツ氏とマクロン氏は、ウクライナ戦争を気晴らしや、自分たちにとって「前向きな議題」の瞬間を生み出せるPRの場として利用している。

ヴォロディミル・ゼレンスキー大統領は、協定に署名し、メディアではやや目立たなくなった自身の大義を宣伝するため、ベルリンとパリを急遽訪問した。

ABCニュースは次のように報じた。
「ゼレンスキー大統領はベルリンでドイツのオラフ・ショルツ首相と会談し、ショルツ首相はベルリンが榴弾砲36基、砲弾12万発、さらに2つの防空システムを含む新たな11億ユーロ(12億ドル)の軍事援助パッケージを提供すると述べた。
ショルツ氏は長期安全保障協定を「歴史的な一歩」と評した。 これはウクライナにとって先月イギリスと締結された二国間協定に次いで2件目となる。」・・・・

ロイターは次のように報じた。
「ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は金曜日、投獄中のクレムリン評論家アレクセイ・ナワリヌイ氏の死のニュースに動揺する歴訪の中で、同様の協定とドイツからの援助を確保した後、フランスとの新たな長期安全保障協定に署名した。」

東部の町アヴジーウカを制圧しようとするロシア軍をウクライナが阻止しようと奮闘するなか、ゼレンスキー大統領は緊急に軍事援助を強化する必要がある。

ゼレンスキー氏はフランスの首都に到着し、エマニュエル・マクロン大統領の歓迎を受けた際、「『私たちの協力は、ウクライナとヨーロッパ全体の命を守る結果をもたらす』と語った。・・・・