イエメンのフーシ派、紅海の安全保障についてEUと「建設的な」協議を行う
フーシ派はイスラエル、米国、英国の船舶の紅海航行を禁止すると発表。
AA.com 21, 02, 2024より:
サナア、イエメン
イエメンのフーシ派組織は水曜日、紅海の安全保障について欧州連合と「建設的な」協議を行ったと発表した。
フーシ派外務省のフセイン・アルアッツィ氏は、ノルウェーの仲介でEUと協議が行われたと述べた。
同氏はサナアでの記者会見で「海上航行は安全であると確認した」と付け加えた。
EUは月曜日、紅海の商船をフーシ派の攻撃から守るための海軍任務を「ミッション・アスピデス」という名称で正式に発足させた。
アルアッツィ氏は、イスラエル、米国、英国の船舶が紅海を航行することを禁止されていると述べた。
「米国は自国の船舶を確保できない。イエメンを攻撃する前は安全に航行していたが、今では無力だ」と述べた。
フーシ派指導者によると、283隻の船が紅海を安全に渡ったという。
フーシ派の声明に関してEUや米国からはまだコメントは出ていない。
フーシ派は、10月7日以来イスラエルの猛攻撃を受けているガザ地区と連帯して、紅海でイスラエル企業が所有・運航する貨物船や、イスラエルとの間で物資を輸送する貨物船を標的にしている。
イエメンのフーシ派標的に対する米国と英国の共同攻撃により緊張が高まる中、同グループは、米国と英国のすべての船舶が合法的な軍事目標であるとみなしていると宣言した。