イスラエル軍がガザで支援を待つ群衆を砲撃、100人以上死亡

イスラエル軍の包囲によりガザ住民は飢餓の危機に瀕している。
AA.com 29, 02, 2024より:

ガザ市、パレスチナ

飛び地の保健省によると、木曜日にガザ市南で人道支援を待つ群衆をイスラエル軍が砲撃し、少なくともパレスチナ人104人が死亡、760人が負傷した。

目撃者らによると、数百人のパレスチナ人がイスラエル軍の砲撃を受けた際、ドワル・アル・ナブルシ付近で援助を待っていたという。

政府報道局は、イスラエルが「食料と援助を得るために」この地域に犠牲者がいることを認識していたため、イスラエル軍が「冷血に」犠牲者を殺害したと非難した。

「占領軍にはこの恐ろしい虐殺を行う計画的な意図があった」と声明で述べた。

イスラエル軍は、死者は援助トラックによる踏みつけと衝突の結果発生したと主張した。

軍によると、初期調査で一部のパレスチナ人が支援トラックの進入を監視するイスラエル軍の検問所に兵士らとともに接近し、威嚇射撃をしたり、軍に向かって進軍を続けるパレスチナ人の足を銃撃したりしていたことが判明したと発表した。

テルアビブは、約1,200人が死亡したと発表した2023年10月7日のハマスの攻撃以来、イスラエルはガザ地区で致命的な軍事攻撃を開始した。

それ以来、大量破壊と必需品不足の中で、少なくとも3万35人のパレスチナ人が殺害され、7万457人以上が負傷した。

イスラエルはまた、ガザ地区に壊滅的な封鎖を課し、その住民、特にガザ北部の住民を飢餓の危機に瀕させている。

国連によると、イスラエル戦争により、食糧、きれいな水、医薬品の深刻な不足により、ガザ地区の人口の85%が国内避難民となり、飛び地のインフラの60%が損傷または破壊された。

イスラエルは国際司法裁判所で大量虐殺の罪で起訴されている。 1月の暫定判決はテルアビブに対し、大量虐殺行為を停止し、ガザ地区の民間人への人道支援の提供を保証する措置を講じるよう命じた。