モスクワ地方のコンサートホールでの銃撃による死者数は133人に増加

襲撃者らは金曜日遅くにホールを襲撃し、発砲して会場に放火した。
AA.com 23, 03, 2024より:

モスクワ

モスクワ地方のクロッカスシティ・コンサートホールでの銃撃事件で、がれきの下からさらに多くの遺体が引き出され、死者数は133人に増加したとロシア捜査委員会が土曜日に発表した。

同委員会は声明で、テロ攻撃により子供3人の命が失われたとし、捜索救助活動が続くにつれて死者数はさらに増加する可能性があると指摘した。

捜査機関によると、火災で一部倒壊したコンサートホールの建物の瓦礫の撤去作業が救急隊によって続けられている。

委員会は、最も一般的な死因として銃による傷と燃焼生成物による中毒を特定した。

一方、負傷者数に関するデータは異なっていた。 モスクワ地域保健省は、事件後に治療を受けた147人のリストを公表したが、ロシアのミハイル・ムラシコ保健大臣は、子供5人を含む115人が負傷したと述べた。非常事態省は負傷者99人のリストを公表した。

ムラシュコ氏は、60人が重篤な状態にあり、医師らは命がけで戦っていると強調した。

保健省は、火傷の治療には今後数週間で血液が必要になると発表しており、負傷者のために献血するために数百人が医療センターを訪れた。

加害者4人を含む11人逮捕

調査委員会は、ウクライナへ向かう途中のブリャンスク国境地域で、加害者4人を含む11人を拘束したと発表した。

これとは別に、連邦治安軍(FSB)は、警備員が国境のウクライナ側で集団の通過を促進し、援護するために待機していることを知ったと述べた。

「テロリストらは逃亡を図り、ロシアとウクライナの国境に向かっており、国境を越える計画を立てており、ウクライナ側と接触していた」と声明で述べた。

FSBは、グループが抵抗を申し出たため、阻止するためにタイヤに銃撃する必要があり、現在、グループは更なる捜査のためモスクワに移送されていると述べた。

当局によると、ウクライナに通じる幹線道路は閉鎖され、拘束作戦中は他の重要な道路も徹底的に監視されていた。

ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は今回の攻撃を「意図的な虐殺」「見せしめの処刑、血なまぐさい脅迫行為」と述べた。 同氏は、ロシア特別機関がテロ攻撃実行犯の共犯拠点の特定に取り組んでいると述べた。