ロシア・モスクワ地方のコンサートホール銃撃による死者数は137人に増加

犯罪現場の捜査は続いており、62人の遺体が特定されたとロシア捜査委員会が発表。
AA.com 24, 03, 2024より:

ロシアのモスクワ近郊にあるクロッカス市庁舎のコンサート会場で、武装集団の襲撃を受けて火災が鎮火した後の被害状況。

イスタンブール

ロシア・モスクワ地方のクラスノゴルスク市で金曜日に起きたコンサートホール銃乱射事件による死者数は137人に上ったと、同国の連邦捜査当局が日曜日に発表した。

ロシア調査委員会は声明で、「テロ攻撃」現場で137人の遺体が発見され、そのうち3人は子供だと発表した。

「犯行現場の捜査は続いている。現在までに62人の遺体が確認されている。 残りの犠牲者については、身元を確認するために遺伝子検査が行われている」と声明はさらに述べた。

また、戦闘弾薬4セット、500発以上の薬莢、28弾の弾倉、さらにカラシニコフ突撃銃2丁が現場から押収されたと発表した。

ロシア保健省モスクワ本部も医療機関に入院している負傷者のリストを180人に更新し、このうち142人が入院した。

金曜日遅く、ロックバンドのピクニックがモスクワのすぐ西にある複合施設で公演しようとしていたとき、武装集団がクロッカス市庁舎でコンサート参加者に発砲した。 連邦保安局によると、ロシア当局はこの攻撃に関連し、直接関与した4人を含む11人を逮捕した。