イスラエル、国連決議にもかかわらずガザでの砲撃をやめないと表明
国連安全保障理事会、ガザでの即時停戦を求める決議を可決したにも拘わらず。
AA.com 25, 03, 2024より:
エルサレム
イスラエルのイスラエル・カッツ外相は月曜日、テルアビブは国連安全保障理事会決議にもかかわらずガザ地区での砲撃を停止しないと述べた。
カッツ氏はXアカウントでの声明で「イスラエル国は戦闘をやめない。我々はハマスを破壊し、人質全員が帰国するまで戦闘を続ける」と述べた。
国連安全保障理事会は月曜日、すでに3月11日に始まり、4月9日に終わる予定のイスラム教の聖月ラマダン期間中のガザ地区での停戦を要求する決議を可決した。
選出された理事国10人が提出した決議案には14カ国もの賛成票が投じられたが、米国は投票を棄権した。
イスラエルのギラド・エルダン国連特使は、国連決議はガザからのイスラエル人人質の解放を「確保する努力を台無しにする」と主張した。
決議は「持続可能な停戦につながる、すべての当事者が尊重するラマダン月の即時停戦」を求めた。
また、「人質全員の即時無条件解放と、医療やその他の人道的ニーズに応えるための人道的アクセスの確保」も要求した。
パレスチナ人組織ハマスによる国境を越えた攻撃で約1,200人のイスラエル人が殺害されて以来、イスラエルはパレスチナ領土に対して致命的な軍事攻撃を行っている。
それ以来、大量破壊と必需品の不足の中で、32,333人以上のパレスチナ人が殺害され、74,694人以上が負傷した。
国連によると、イスラエル戦争は現在171日目を迎えており、食糧、きれいな水、医薬品の深刻な不足によりガザ地区の人口の85%が国内避難民に追い込まれ、飛び地のインフラの60%が損傷または破壊されている。
イスラエルは国際司法裁判所で大量虐殺の罪で告発されている。 1月の暫定判決はテルアビブに対し、大量虐殺行為を停止し、ガザ地区の民間人への人道支援の提供を保証する措置を講じるよう命じた。