米国、テロリストYPG/PKK占領下のシリア地域の基地に軍事増援を派遣

トゥルキエ大統領は、米国がシリア北部のYPG/PKKテロリストと同盟を結ぶことに長年反対してきた。

AA.com 25, 04, 2024より:

タル・アブヤド、シリア

トルコの反発を招きそうな動きとして、米軍はシリア北東部のテロ組織PKK/YPGが占領する地域の基地に軍事増援車両40台を派遣した。

米軍の車列が夜、イラクとシリア間のアルワリード国境検問所からシリアのハサカ州に入ったと地元情報筋が木曜日に明らかにした。

アメリカ兵を乗せたブラッドレー型装甲車を含む輸送隊は、まずハサカのルメイラン町にある軍事基地に到着した。

その後、燃料、医療品、弾薬を積んだ軍用車両を乗せて、同州北西部のタル・バイダル基地に移動した。

2015年以来、シリア駐留米軍は、テロとの戦いを口実に、地域内の軍事基地で数千人のYPG/PKKテロリストを訓練してきた。

米国はまた、YPG/PKKテロリストに大量の武器と戦闘装備を提供した。

トゥルキエは、米国がダーイッシュ/ISISと戦うという名目でYPG/PKKと同盟を結ぶことに長年反対しており、あるテロ組織を別のテロ組織と戦うために利用するのは意味がないと述べている。

トルコ政府はまた、シリア北部の反政府勢力が支配する地域を拠点とするテロ組織に米国が物資や訓練を提供することに強く反対している。

トゥルキエに対する40年近くにわたるテロ活動において、PKK(ㇳゥルキエ、米国、EUによってテロ組織としてリストされている)は、女性、子供、幼児を含む4万人以上の死者を出した責任がある。テロ組織YPGはPKKのシリア支部である。