ユニセフ、イスラエルがラファを攻撃すれば大惨事になると警告

国連児童機関の報道官は、封鎖されたガザ地区で「新しい墓地が子供たちで埋め尽くされている」のを目撃したと述べた。
AA.com 01, 05, 2024より:

2024年4月27日、ガザ地区ラファにあるバルフーム家の住宅に対するイスラエルの攻撃後、子供たちを含むこの地域に住むパレスチナ住民が、瓦礫の中から破壊された建物を視察する。

アンカラ

国連児童機関は、イスラエルによるガザ南部ラファへの地上侵攻計画は大惨事になると警告した。

英国日刊紙ガーディアンの記事で、ユニセフ報道官のジェームス・エルダー氏は、封鎖された地区で「新しい墓地が子供たちで埋め尽くされている」のを目撃したと述べた

同氏はまた、パレスチナ領土における人道援助活動家をイスラエルが標的にしていることを非難した。

「ほんの数週間前まで世界は、世界セントラル・キッチンへの護送船団で7人の援助従事者が無意味に殺害されたことを非難していた。これはガザにとって新たな厳しい節目だった」と彼は語った。

「1週間後、最も困っている人たちに届けようとしていたユニセフの車両が再び衝突された」とエルダー氏は述べ、さらにガザでは「新たな悲劇が起こる中、攻撃に対する怒りは薄れている」と付け加えた。

「国連での20年間で、ガザ地区の都市カーンユニスやガザ市で見たような惨状を見たことがありません。そして今、私たちはラファへの侵攻によって同じことが予想されると言われています。」彼は言った。

その後、さらに多くの民間人の死亡を引き起こす可能性のある新たな侵攻に対してイスラエル当局に警告した。

エルダー氏は、イスラエルがこれまで「安全」と主張し、約150万人の民間人が避難しているラファは、軍事目標になれば崩壊するだろうと述べた。

同氏はまた、ラファには約60万人の子供たちが住んでおり、そこには「現在ガザに残る最大の病院がある」と指摘した。

同当局者は「ガザには即時かつ長期にわたる人道的停戦が必要だ」と付け加えた。

「私たちは何回そのことを言い、実際、懇願しただろうか?そして私たちは人質全員の解放、人道的救援のための安全かつ無制限のアクセス、そしてその救援のためのより多くの横断を見なければならない」とユニセフ報道官は語った。・・・・