プーチン大統領、ウクライナ議会が現在国内で唯一の正当な権力だと発言

ロシア大統領、ウクライナ憲法は議会の任期延長は規定しているが大統領権限は規定していないと発言。

AA.com 28, 05, 2024より:

ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領がキエフでウクライナ議会に演説

モスクワ

ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は火曜日、ウクライナ憲法によれば、現在ウクライナで唯一正当な権力を持つのは最高議会とその議長であると述べた。

ロシアのテレビで生中継されたウズベキスタンのタシケントでの記者会見でプーチン大統領は、ウクライナ憲法は議会の任期延長は規定しているが、戒厳令下での大統領権限は規定していないことを強調した。

「ウクライナ憲法第111条には、この場合(大統領任期満了および選挙実施不可能)最高権力、つまり大統領権限は議会議長に移譲されると規定されている」と同大統領は述べた。

ウォロディミル・ゼレンスキー大統領の任期は5月20日に満了した。ウクライナ大統領選挙は3月31日に予定されており、新大統領の就任式は5月に行われる予定である。しかし、戒厳令と総動員により投票は中止された。

先週、ウラジーミル・プーチン大統領は、モスクワはゼレンスキー氏の正当性は終わったと考えていると述べた。同大統領は、ウクライナとの交渉再開の文脈において、法的文書に署名するための適切かつ正当な代表者が誰であるかを確かめることが重要だと強調した。