「屑」:ネタニヤフ首相、バイデン大統領の主要な「和平提案」を否定

イスラエルは何も合意していないと主張。

THE GATEWAY PUNDIT Jun. 1, 2024より:

イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は、ジョー・バイデン氏のガザ戦争終結計画を「実現不可能」と一蹴した。

金曜日のホワイトハウスでの演説で、バイデン氏は紛争終結に向けた3部構成の計画を発表した。その計画には、イスラエル軍による即時停戦と「敵対行為の永久停止」の交渉が含まれる。

「イスラエルにはこの計画に同意せず、戦争の無期限継続を求める人々がいることは承知している」とバイデン氏は述べた。「政府連合の中にもそうした人々がいる」

米国は、イスラエルの安全を支援し、ガザに人道支援物資を届け、停戦と人質協定を成立させてこの戦争を終わらせるためにたゆまぬ努力を続けてきた。

「そして彼らは、ガザを占領したい、何年も戦い続けたい、人質は彼らにとって優先事項ではない、と明言しています。さて、私はイスラエルの指導者たちに、どんな圧力がかかってもこの合意を支持するよう促しました。」

イスラエル政府は土曜日の声明で、この計画を否定し、イスラエルの立場は変わっていないと述べた。

「イスラエルの戦争終結の条件は変わっていない。ハマスの軍事力と統治能力の破壊、人質全員の解放、ガザがイスラエルにとって脅威ではなくなることの保証だ」とネタニヤフ首相は述べた。

「この提案では、イスラエルは恒久停戦が実施される前にこれらの条件が満たされることを主張し続けるだろう」と同首相は続けた。「これらの条件が満たされる前にイスラエルが恒久停戦に同意するという考えは、あり得ない」

バイデン氏のこの大胆なアイデアは、民主党左派からの支持が減り続けている中で発表された。民主党左派の多くはバイデン氏に投票しないと誓約し、パレスチナ人に対する大量虐殺にバイデン氏が加担していると非難している。 ちょうど今週、アメリカ・アラブ研究所の世論調査によると、今年の大統領選挙を控えたアラブ系アメリカ人の間では、ドナルド・トランプ氏がジョー・バイデン氏を14ポイントリードしている。また、この調査では、アラブ系アメリカ人の88パーセントがバイデン氏の紛争対応に不満を抱いていることも判明した。