ロシア・ウクライナ戦争:829日目の主要出来事一覧
戦争が829日目を迎えるにあたり、主な展開は以下のとおりです。
戦闘
ウクライナは、ロシアがエネルギー施設への大規模攻撃を開始し、19人が負傷した翌日、3地域を除く国内全土で緊急停電を実施した。
ロシア国防省は、同国軍がウクライナ東部ドネツク州のウマンスケを制圧したと主張した。この小さな村は、ロシアが2022年2月にウクライナへの本格的な侵攻を開始する前は180人未満の住民がおり、ロシア占領下の同地域の主要都市ドネツクの北西約25キロに位置している。
ロシアのベルゴロド州知事、ヴャチェスラフ・グラドコフ氏は、ハリコフとの国境を越えた同地域へのウクライナ軍の砲撃で6人が負傷したと述べた。弾薬が爆発し、地元当局者1人も死亡したと同氏は述べた。・・・・
政治と外交
ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領はシンガポールで防衛・安全保障担当の指導者らに対し、今月下旬に予定されているスイスの平和サミットはウクライナの「残酷な戦争」を終わらせる最良の方法であり、中国が参加しないことに失望していると語った。同大統領はシンガポールで中国代表団と会談できなかったと述べた。中国の王毅外相は金曜日、戦争では中立を主張しながらもモスクワとの関係を深めている中国は参加しないと述べた。・・・・
ドイツのオラフ・ショルツ首相は、バルト諸国での防衛を強化するというNATOの最近の動きはロシアの抑止を目的としたものであり、安全保障同盟が「NATO領土の隅々まで攻撃から守る」というシグナルであると述べた。・・・・
武器
ホワイトハウスのジョン・カービー国家安全保障通信顧問は、ジョー・バイデン米大統領が、ウクライナがロシア国内への攻撃に米国から提供された一部の武器を使用することに同意したことを確認した