米軍、ニジェールからの撤退を開始 － 共同声明
モスクワ（スプートニク） – 米国は最初の航空機の出発とともにニジェールからの部隊撤退を開始したと、両国の国防省が土曜日の共同声明で述べた。
「米国防総省とニジェール共和国国防省は、ニジェールからの米軍と資産の撤退が初期準備から再展開へと進んでいることを発表する。この重要な移行は、2024年6月7日にニアメの第101空軍基地から米空軍のC-17グローブマスターIIIが出発したことで始まった」と声明は述べている。
さらに、一部の米軍は任務を終えてすでにニジェールから本拠地へ再展開していると声明は述べている。同時に、少数の米軍部隊がアフリカの国に到着し、第101空軍基地と第201空軍基地からの部隊撤退を支援したと声明は付け加えた。
米国とニジェールは、遅くとも9月15日までにアフリカの国からの米軍撤退を完了することで合意した。
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ニジェールには推定1,100人の米軍関係者がいる。ニジェール軍報道官が、2023年7月に政権を握った同国の暫定政府がニジェール国民の利益を理由に米国との軍事協定を即時終了したと述べたことを受けて、3月に軍の撤退が開始された。