ウルズラ・フォン・デア・ライエンは、EU委員としての2期目の支持を得るのに苦戦

欧州選挙での右派ポピュリストの台頭により地政学的勢力が変化し。
THE GATEWAY PUNDIT Jun. 18, 2024より:

前回の欧州選挙では、旧大陸全土に政治的ハリケーンが吹き荒れた。
国家主権を重視し、壊滅的な「グリーン・ニューディール」、抑制されない大量移民、ウクライナへの軍事支援など、ブリュッセルの現在の政策を拒否する保守派、ポピュリスト、ナショナリスト勢力に、

ほとんどの国でグローバリスト勢力は、打ち負かされ、政治的な立場を大きく失った。

しかし、現在の欧州委員会委員長ウルズラ・フォン・デア・ライエンは、ヨーロッパがまさに惨事となった原因を作ったにもかかわらず、2期目の任命に支持を得られると考えている。

その点では彼女の言う通りかもしれないが、予想以上に困難になっているのは確かだ。

欧州連合の首脳らは、今後5年間のEUのトップポストについて協議したが、合意に至らずに終了した。

この決定は来週の首脳会議で下される予定だ。・・・・

フォン・デア・ライエン氏は、中道右派の欧州人民党の選挙での躍進により、依然として欧州委員会委員長に留任する最有力候補となっている。・・・・

「EU首脳27人のうち13人は欧州人民党所属政党出身だ。フランスとドイツの支持も得られれば、フォン・デア・ライエン氏は指名に必要な過半数を獲得できるだろう。」

欧州首脳らは、6月27日と28日の首脳会議で正式な決定を下すことを望んでいる。

フォン・デア・ライエン氏と、外交政策責任者を含む欧州委員会の他の26人の委員は、その後、議会の投票で承認される必要がある。

ポリティコは次のように報じた。

「『今夜は合意に至らなかった』と、欧州理事会議長のシャルル・ミシェル氏は、月曜の夜遅く、首脳夕食会の後に記者団に語った。・・・

私がここで予想したように、現理事会議長のシャルル・ミシェル氏は、かつての盟友フォン・デア・ライエン氏をひそかに妨害している。

「当局者は、ミシェル氏は協議に協力しなかったと付け加えた。『合意を見つける手助けをする代わりに、彼は他のことを持ち出し続けた』と当局者は述べた。」