サウジ皇太子、毎年恒例のハッジレセプションでガザへの攻撃の即時停止を改めて呼びかけ、ビデオ
リヤド：
ムハンマド・ビン・サルマン皇太子は、パレスチナ人に対する攻撃の即時停止を改めて呼びかけた。同皇太子は「ガザ地区の同胞に対する凶悪犯罪が続いている」と表現した。
「我々はこの攻撃を即時停止するよう求め、国際社会はガザの人命保護に必要なあらゆる措置を講じるよう求める。また、国連安全保障理事会が最近出したガザ地区の即時停戦に関する決議に留意するよう求める」と皇太子は今年ハッジ(メッカ巡礼)を行う政府関係者や高官を招いて毎年恒例のレセプションで述べた。
同氏はまた、1967年の国境を基準とし東エルサレムを首都とするパレスチナ国家を国際社会が承認し、国民が正当な権利を獲得し、包括的で公正かつ永続的な平和を達成するよう求めるサウジアラビアの訴えを繰り返した。
スペイン、ノルウェー、アイルランドは先月、パレスチナ国家を正式に承認した最新の国々であり、昨年のハマス主導の攻撃に対するイスラエルの壊滅的な対応を和らげるために国際的圧力を加える協調的な取り組みであると発表した。
月曜日にミナ宮殿でサルマン国王に代わって開かれたレセプションには、王国のグランド・ムフティ、シェイク・アブドゥルアズィーズ・アルシェイク、数人の王子、上級学者、GCCの上級職員、大臣、軍事部門の司令官、今年ハッジを行ったスカウトも出席した。
皇太子はイード・アル＝アドハーの参加者を祝福し、神が巡礼者の儀式を受け入れ、巡礼者が安全に安心して巡礼を完了できるよう助けてくださるよう祈った。
「私たちは、二大聖モスクと聖地に奉仕し、そこを訪れる人々の世話をし、彼らの安全と安心を確保するという栄誉を与えてくださった神に感謝します。私たちはこの偉大な義務を果たし続けることを誇りに思っており、巡礼者の到着から出発まで快適さを提供するために努力し、あらゆる能力を活用しています」とムハンマド皇太子は集まった人々に語った。