石油を止めろ活動家、気候変動抗議でストーンヘンジにオレンジ色の粉体塗料を塗る、ビデオ

活動家らは、新政権が2030年までに化石燃料の採掘と燃焼を終わらせる国際協定にコミットするよう要求。
AA.com 19, 06, 2024より:

Stonehenge

ロンドン

環境保護団体「ジャスト・ストップ・オイル」の支持者2人が水曜日、大胆かつ物議を醸す抗議活動として、ストーンヘンジをオレンジ色の粉体塗料で装飾した。

石油反対運動の環境活動家らは、ストーンヘンジにオレンジ色の粉体塗料を吹き付け、英国の新政権に対し、2030年までに化石燃料の採掘と燃焼を終わらせるという国際協定にコミットするよう要求している。

正午ごろ行われたこの抗議活動は、夏至を祝うために何千人もの人々が古代遺跡に集まると予想されるわずか前日に行われた。夏至は年に2回、地球の極の1つが太陽に向かって最大限に傾くときに起こる。
活動家たちは、新政権が2030年までに化石燃料の採掘と燃焼を終わらせるという世界的合意にコミットするよう要求している。
この行動は、労働党が次​​期政権を樹立した場合、今後の石油・ガスプロジェクトの新規ライセンスを停止するという最近の公約に続くものである。

「英国の政府は、ジャスト・ストップ・オイルの当初の要求である『新たな石油とガスの禁止』を施行することを約束した。しかし、これでは不十分であることは誰もが知っている。石炭、石油、ガスを燃やし続けると、何百万人もの命が失われる。人類を守るために団結しなければ、すべてを危険にさらすことになる。
「だからこそ、ジャスト・ストップ・オイルは、次期政権が2030年までに化石燃料を段階的に廃止するという法的拘束力のある条約に署名するよう要求している」とジャスト・ストップ・オイルの広報担当者は声明で述べた。

広報担当者は、意味のある行動を取らなければ、オーストリア、カナダ、ノルウェー、オランダ、スイスなど、複数の国の支持者を巻き込んで抵抗がエスカレートすると警告した。

抗議活動の場としてストーンヘンジを選んだのは象徴的だった。この古代遺跡は、ヨーロッパ全域の歴史的協力の証だからだ。