軍が駐在していない民間の海岸セヴァストポリへの攻撃は、人道に対する罪であり戦争犯罪である
元米国務省対テロ分析官のスコット・ベネット氏。
SPUTNIK Jun. 24, 2024より:抜粋引用。
6月23日、ウクライナはクリミア半島でロシアの民間人に対して故意にテロ攻撃を行ったとロシア国防省は発表し、この攻撃の責任は米国とキエフ政権の両方にあるとした。現地時間日曜日午後12時15分、ウクライナはクラスター爆弾を搭載した米国製のATACMS(陸軍戦術ミサイルシステム)ロケット5発でロシアの都市セヴァストポリを攻撃した。
ロシア保健省によると、ロシアの防空軍はミサイル4発を迎撃し、5発目のクラスター弾頭の爆発で少なくとも民間人5人が死亡、子供27人を含む124人が負傷した。
民間人に対して使用された米国のクラスター爆弾・・・・
2008年のクラスター爆弾禁止条約(CCM)は、子爆弾を広範囲に無作為に撒き散らすことで民間人に即時の脅威を与えるため、この兵器を禁止している。不発弾の残骸は、紛争後も長くその地域の住民を危険にさらす可能性がある。
スコット・ベネット:米国のATACMSミサイルによるセヴァストポリ海岸攻撃は人道に対する罪。
「今日、セヴァストポリ海岸地域への攻撃があり、数人が死亡し、その数は増え続けている。 「ウクライナ軍が発射した米国のミサイル弾であるATACMSによって、3歳と9歳の子供2人と大人2人が死亡した。この弾薬は、これらの兵器システムの管理の専門家である米国軍人によって誘導・管理されていたことは間違いない」と、元米国務省対テロ分析官のスコット・ベネット氏はスプートニクに語った。
セヴァストポリへの攻撃は、軍が駐在していない民間の海岸を意図的に狙ったものであり、人道に対する罪であり戦争犯罪であると同氏は強調した。
ベネット氏は米国に攻撃の調査を促し、さもなければ「米国は血を流し、現在進行中の戦争犯罪と人道に対する罪に進んで加担することになる」と述べた。
同氏は、この事件は戦争犯罪、人道に対する罪、国際法、米国憲法原則、およびさまざまな条約違反の証拠として、ロシア駐在米国大使への内部告発報告書に含めるべきだと付け加えた。