グローバリストのエマニュエル・マクロン仏大統領、フランス議会選挙で惨敗

マリーヌ・ル・ペンのポピュリスト国民連合が第1ラウンド後初勝利。

THE GATEWAY PUNDIT Jun. 30, 2024より:

フランスのグローバリスト大統領エマニュエル・マクロンは、今月初めのEU選挙での大敗を受けて、早期の総選挙を呼びかけ、大きな賭けに出た。

今、彼の賭けは公式に裏目に出た。

マクロンの宿敵マリーヌ・ル・ペン率いる右派ポピュリストの国民連合党(FN)は、日曜日のフランス議会選挙の第1ラウンドで勝利した。マクロンの政党アンサンブル・アライアンスは、大きく引き離されて第3位に後退した。

現在の結果では、FNが34%の票を獲得し、極左の新人民戦線(NFP)連合は5ポイント差の29%となっている。アンサンブル連合の支持率は21%。

まだ第1ラウンドかもしれないが、マクロンの政党は、今後何が起ころうとも国民議会で大敗を喫することは確実だ(現在、577議席のうち249議席を占めている)。

ルペンは、党の成功裏の夜の後に支持者に演説した。ガーディアン紙が報じたように、同氏は民主主義が語り、国民は新たな時代を切り開きたいと表明したと述べた。・・・・

CNNは、国民議会でFNが最多議席を獲得する可能性が高いが、絶対多数に必要な289議席には届かない可能性があると指摘している。これは、フランスが宙ぶらりん状態になり、政治的不確実性が増す可能性があることを意味する。・・・・

マクロンの政党にとって悲惨な結果となったため、焦点はフランス大統領が辞任するかどうかに移っている。ゲートウェイ・パンディットのポール・セラン氏は以前、フランスのラジオ局ヨーロッパ1の報道を紹介し、マクロン氏は右派が再び勝利した場合に大統領職を辞任する可能性についてチームと協議していると述べた。

「大統領の辞任はタブーではない。確かに、今日はあらゆるシナリオを考慮しなければならない」と同局の情報筋は主張した。・・・・