ヨーロッパの米軍基地、テロ攻撃の可能性を警戒「FPCON チャーリー(警戒レベル)」強化

THE GATEWAY PUNDIT Jul. 1, 2024より:

欧州の米軍基地

脅威レベルが過去10年間で見られなかったレベルにまで上昇したことを受けて、ヨーロッパ各地の米軍基地はセキュリティ対策を強化した。これは国防総省が「実効的な脅威」を受けたことを示唆している。

ABCニュースは次のように報じた。

「2人の米国当局者によると、週末に戦力防護状態(FPCON)の警戒レベル「チャーリー」が敷かれた。

米陸軍によると、チャーリーは「何らかのテロ行為や人員または施設に対する攻撃の可能性があることを示す事件が発生したり、情報が得られたりした場合に適用される」2番目に高い警戒状態である。」・・・

地域全体で脅威が検知されているため、軍人は「より警戒を強め、目立たないようにする」よう求められている。

AP通信は次のように報じた。
「チャーリーへの脅威レベル引き上げは、米軍施設で追加のセキュリティ対策が実施されることを意味しますが、それらの対策が何であるかを決定するのは各司令官の裁量に委ねられています。また、各コミュニティに住んでいる軍人とその家族は、周囲にもっと注意を払い、目立たないようにする必要があることも意味します、と当局者の1人は述べた。」

ニューズウィークは次のように報じた。
米欧州軍(EUCOM)の本部があるドイツのシュトゥットガルトの米陸軍駐屯地は、日曜日、追って通知があるまで、コミュニティ全体の警戒レベルを「チャーリー」に引き上げ、部隊防護状態(FPCON)に指定した。この警戒レベルの目的は、この地域のあらゆる潜在的な脅威に対する即応能力と迅速な対応力を確保することである。」

シュトゥットガルト基地の職員は、脅威レベルが上昇したため「さまざまなサービスが影響を受けるだろう」と述べている。

「スターズ・アンド・ストライプスによると、シュトゥットガルトの駐屯地に加え、イタリアのアビアノ空軍基地でもチャーリーレベルの警戒態勢が敷かれている。」