ロシア・ウクライナ戦争:859日目の主要イベント一覧(政治と外交部分)
戦争が859日目を迎える中、主な政治と外交の動きは以下のとおり。
ALJAZEERA 3, Jul. 2024より:
政治と外交
ハンガリーのビクトル・オルバーン首相は、10年以上ぶりにキエフを訪れ、ロシアとの戦争の終結を早めるために停戦を検討するようウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領に促した。しかし、ウクライナは、自らのアプローチこそが平和への道であると考えていると述べた。
ゼレンスキー大統領は、国際パートナーと協力して平和をもたらすウクライナの取り組みについてオルバーン首相と話し、ハンガリーの首相にキエフの取り組みに参加するよう要請したと述べた。
米国の当局者によると、米国のアントニー・ブリンケン国務長官はワシントンDCでウクライナ大統領首席補佐官のアンドリー・イェルマーク氏と会談し、NATO加盟国がウクライナをNATOに近づける意向について協議した。会談に先立ち、ロイド・オースティン国防長官も来週、米国首都で開催されるNATO首脳会議で「ウクライナのNATO加盟への架け橋を築くための措置を講じる」と約束した。
ドイツとポーランドの両政府は共同行動計画を提示し、NATO東部国境でのNATOのプレゼンス強化やウクライナ支援の調整など、防衛協力の強化について協議することで合意した。
リトアニア外務省は、ロシアの民間機が同国の領空に無断で進入したため、ロシアに外交的抗議を行ったと述べた。同省によると、ポベーダ航空の航空機は日曜の夕方、モスクワのヴヌコボ空港からカリーニングラード空港に向かう途中、バルト海上空で1分間リトアニア領空に進入した。
クレムリンの報道官は、ウクライナ戦争終結に向けたドナルド・トランプ前米大統領の考えについては、ロシアはその計画が何を意味するのかを知らないためコメントできないと述べた。