ウクライナ、ロシアのクルスク地方に軍政を設置

ウクライナ軍司令官、クルスク地方の「状況は制御下にある」とゼレンスキー大統領に報告

AA.com 17, 08, 2024より:

モスクワ

ウクライナ軍司令官オレクサンドル・シルスキー氏は金曜日、キエフがロシアのクルスク地方の領土に軍政を設置したと述べた。

ビデオ会議でシルスキー氏はウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領に、エドゥアルド・モスカレフ少将が軍政長官に任命されたと報告したと、ウクライナ参謀本部は声明で述べた。

「攻撃グループの部隊は、敵側に向けてさまざまな場所で1~3キロ前進した。戦闘は前線全体で続いている。概して状況は制御下にある」とシルスキー氏は述べた。

軍司令官によると、現在戦闘はクルスク地方スジャ地区のマラヤ・ロクニャ村の近くで行われている。

「多数の捕虜がそこへ移送されることを期待している。捕虜交換基金の補充は続けている」と彼は語った。

キエフによるロシアのクルスク地域への侵攻は、ウクライナ軍がスジャ付近に侵入した8月5日から6日の夜に始まった。8月12日、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は作戦を認めたが、その目的については詳しく述べなかった。

ロシア非常事態省は、約9,500人が戦闘地域から避難したと報告した。

ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、この侵攻を「テロ攻撃」と非難した。

紛争が続いているため、双方の主張を独自に検証することは依然として困難である。