10月7日以来、イスラエルのガザ攻撃で16,400人以上の子供が死亡
犠牲者には少なくとも115人の乳児が含まれるとガザ政府メディア局が発表。
パレスチナ、ガザ市
地元当局は月曜日、昨年10月7日以来、ガザ地区でのイスラエルの攻撃で少なくとも1万6480人のパレスチナの子供が死亡したと発表した。
「犠牲者には115人の乳児も含まれている」とガザ政府メディア局長のイスマイル・タワブテ氏はアナドル通信に語った。
同氏は、イスラエルによるガザ地区への厳しい封鎖により、35人のパレスチナの子供が栄養失調と脱水症状で死亡したと述べた。
「ガザ地区への食糧輸送に対するイスラエルの制限により、少なくとも3500人のガザ地区の子供が食糧不足と栄養失調で死亡の危険に直面している」と同氏は警告した。
「10月7日以降、1万7000人以上の子供たちがイスラエル占領軍に残酷に殺害され、両親を失ったか、少なくとも両親の1人は亡くなっている」とタワブテ氏は語った。
何カ月もの間、国際機関や国連機関は、イスラエルのガザへの壊滅的な攻撃がパレスチナの子供たちに与える心理的悪影響について警告してきた。
イスラエルは、即時停戦を求める国連安全保障理事会の決議を無視し、2023年10月7日のハマスによる攻撃以来、ガザへの残酷な攻撃を続けている。
地元の保健当局によると、イスラエルの猛攻撃により、それ以来、4万130人以上のパレスチナ人が死亡し、そのほとんどは女性と子供であり、9万2740人以上が負傷した。
イスラエルの猛攻撃から10カ月以上が経過したが、ガザの広大な地域は、食料、清潔な水、医薬品の壊滅的な封鎖により廃墟となっている。
イスラエルは国際司法裁判所でジェノサイドの罪で告発されており、同裁判所は、イスラエルに5月6日の侵攻前に100万人以上のパレスチナ人が戦争から逃れるために避難していた南部の都市ラファでの軍事作戦を直ちに停止するよう求めた。