モスクワ市長、ウクライナの「大規模」ドローン攻撃を撃退と発表
The Moscow Times Aug. 21, 2024より:
モスクワ市長は水曜日早朝、ロシアの防空システムが一晩でモスクワを狙ったウクライナの無人機12機近くを撃墜したと発表し、戦争開始以来ロシアの首都に対する最大規模の空襲の1つと呼んだ。
モスクワ市長セルゲイ・ソビャニン氏は、モスクワ周辺地域でウクライナの無人機10機が市街地に接近中に撃墜されたと述べた。
「無人機によるモスクワ攻撃の試みとしては過去最大規模だ」とソビャニン氏はテレグラムに書いた。負傷者はおらず、物的被害も報告されていないと述べた。
ソーシャルメディアで共有された未確認の動画には、夜間に複数の無人機が撃墜される様子が映っているとされる。
ロシア国防省は朝の声明で、防空システムがモスクワ地域上空で無人機11機を撃墜したと述べた。
ロシア軍は、ロシア全土で、一晩でウクライナの無人機45機を撃墜したと発表した。無人機はモスクワ地域のほか、ビランスク、ベルゴルド、カルーガ、クルスクの各地域も標的とした。
モスクワへのドローン攻撃はまれで、ロシアは5月に首都郊外で無人機を撃墜したと発表し、2つの主要空港が一時的な飛行制限を課した。
キエフは2022年の本格的な侵攻以来、国境から数百キロ離れたロシアの石油・ガス施設を繰り返し標的にしており、エネルギーインフラへの攻撃に対する「正当な」報復だとしている。