イスラエルのガザへの新たな空爆で、子供を含むパレスチナ人20人が死亡

消息筋によると、戦闘機とドローンがヌセイラト難民キャンプ、ガザ市とハンユニスの近隣地域を標的にしている。

AA.com, 29, 08, 2024より:

2024年8月29日、ガザ地区中央部のデイル・アル・バラ東部からイスラエル軍が撤退した後の破壊の様子。

パレスチナ、ガザ市

複数の情報筋によると、ガザ地区でイスラエルが空爆を続けていることにより、木曜日に少なくとも20人以上のパレスチナ人が死亡し、数人が負傷した。

ガザ地区南部のラファ市で民間車両を狙ったイスラエルの空爆の後、ガザ欧州病院に4人の遺体が運ばれたと、医療関係者がアナドル通信に語った。

これに先立ち、アルアウダ病院の別の医療関係者は、ガザ中心部のヌセイラト難民キャンプの住宅アパートを狙ったイスラエルの空爆の後、同病院に4人の子供を含む7人の遺体が搬送されたとアナドル通信に報告した。

目撃者がアナドル通信に語ったところによると、イスラエルの戦闘機がヌセイラト難民キャンプのアパートを爆撃し、死者が出たという。

別の事件では、ガザの民間防衛の広報担当者マハムード・バサル氏がテレグラムで、イスラエルの戦闘機がガザ市南東のザイトゥーン地区の住宅を攻撃し、パレスチナ人2人が死亡、その他が負傷したと報告した。

バサル氏はまた、ガザ南部のハンユニス東のワディ・サベル地区で、イスラエルの無人機が避難民の避難所のテントを攻撃し、パレスチナ人5人が死亡したと指摘した。

さらに同氏は、イスラエルの戦闘機がベイト・ラヒア・プロジェクト地区の住宅を攻撃し、数人が負傷したと報告した。

アナドル通信に語った医療関係者によると、イスラエルの無人機がハンユニス西のアル・アマル地区の公園で避難民を攻撃し、パレスチナ人2人が死亡、その他が負傷した。

イスラエルは、国連安全保障理事会が即時停戦を求めた決議にもかかわらず、10月7日のハマスの攻撃後もガザ地区への残忍な攻撃を続けている。

地元保健当局によると、この猛攻撃により、パレスチナ人4600人以上が死亡し、その多くは女性と子供で、負傷者は93800人以上に上る。

ガザ地区の封鎖が続いているため、食糧、清潔な水、医薬品が深刻に不足し、同地区の大部分が廃墟となっている。

イスラエルは国際司法裁判所でジェノサイドの罪で告発されており、同裁判所は5月6日の侵攻前に100万人以上のパレスチナ人が避難していた南部の都市ラファでの軍事作戦の停止を命じた。