ショルツ首相、ドイツは「モスクワまで届く」ミサイルをキエフに送らないと発言

ドイツ首相、ウクライナ紛争を平和的に解決する方法を模索する必要性を強調

Tass, 21, SEP, 2024より:

Olaf Scholz ドイツ首相

ベルリン、9月20日。/TASS/。ドイツのオラフ・ショルツ首相は、射程距離500キロのタウルス巡航ミサイルはキエフには送られないと改めて述べた。

「多くの人々から圧力をかけられているが、モスクワまで届く巡航ミサイルは送らない」と、ブランデンブルク州ニーダーゴルスドルフ市で地元住民と会合した際に述べた。「私はこの立場を堅持することを、皆さんに保証できるし、この場所でも保証する」とショルツ首相は付け加えた。

さらに、ショルツ首相はウクライナ紛争を平和的に解決する方法を模索する必要があると改めて強調した。

「今こそ、どのような可能性があるか検討すべき時だ」とショルツ首相は述べた。・・・

キエフは長い間、ベルリンにタウルス巡航ミサイルの輸送を求めてきた。これらは、すでにウクライナに供与されている英国のストームシャドウと比較されている。しかし、ドイツとスウェーデンの合弁によるミサイルは、射程距離がわずかに長い。

ドイツは木曜日、キエフに供与した兵器のリストを更新し、スペアパーツ付きのレオパルド1A5戦車22両、ゲパルト自走防空システム3台、ドローン、その他の兵器を含めた。ドイツはキエフに短期的な追加軍事援助として3億9700万ユーロを割り当てる計画であるとも報じられた。

米国に次ぐウクライナへの第2位の武器供給国であるドイツは、キエフへの軍事支援に過去および将来合わせて約280億ユーロを支出することを約束している。

モスクワは、ウクライナに武器を注ぎ込むことでロシアの決意が弱まることも、特別軍事作戦の流れが変わることもないと繰り返し述べている。