フランス全土で数千人が抗議、マクロン大統領の辞任を要求
抗議者らはフランス大統領が総選挙の結果を無視していると非難。
パリ
土曜日、パリ、リヨン、マルセイユで数千人のデモ参加者がデモを行い、エマニュエル・マクロン大統領の辞任と弾劾を要求した。
マクロン大統領は、左派連合の候補者リュシー・カステ氏ではなく、中道右派のミシェル・バルニエ氏を首相に任命した。
デモ参加者は、マクロン大統領が左派と緑の党の連合である新人民戦線(NFP)が勝利した総選挙の結果を無視していると非難した。
マクロン大統領の任期が切れる2027年までに解任を求める署名が集められた。
デモ参加者はまた、最低賃金の引き上げと定年年齢の引き下げも求めた。
ニューカレドニアの活動家も参加し、フランス海外領土での生活費の高さに注目を集めた。
「投票の本当の重要性を説明し、毎回人々に投票するよう説得するのに苦労しています」と23歳のラリーさんはアナドル通信に語った。彼女は、マクロン大統領が選挙結果を無視していることは民主主義にとって重大な問題であると強調した。
抗議活動には国会議員、活動家、パレスチナ支持者らが参加した。