国連はイスラエルによるヨルダン川西岸のアルジャジーラ事務所への襲撃と閉鎖に「極めて懸念」

「イスラエル当局がアルジャジーラを閉鎖したのは今回が初めてではない」と報道官が語る。

AA.com, 23, 09, 2024より:

国連は月曜日、イスラエルが占領下のヨルダン川西岸にあるアルジャジーラの事務所を襲撃し、45日間の閉鎖を命じたことを批判し、イスラエルの行動は「この地域で起きていることに関するメディアの報道を制限している」と述べた。

国連のステファン・ドゥジャリック報道官は記者団に対し、「我々は目にした事態を非常に懸念している。イスラエル当局がアルジャジーラを閉鎖したのは今回が初めてではない」と語った。

ドゥジャリック報道官は、イスラエルが以前にもエルサレムで同様の行動をとったことを思い起こし、「ガザを含むこの地域で起きていることに関するメディアの報道を制限するという、より大きな構図に沿ったものだ」と述べた。

報道官はまた、国際ジャーナリストがガザに入ることを禁じられていることにも言及し、これがジャーナリストの仕事に影響を及ぼし、報道の自由を妨げていると述べた。

ドゥジャリック報道官は、報道の自由に対する国連の「極端な」支持を確認し、特に紛争地帯ではメディアが我々の「目と耳」となる必要があると強調した。

イスラエル軍は日曜、占領下のヨルダン川西岸にあるアルジャジーラの事務所を襲撃し、ドーハを拠点とする同放送局に対する攻撃が拡大する中、同局に閉鎖を命じた。また、文書や放送機材も押収した。 アルジャジーラは、この地域から放送する数少ない国際メディアの一つで、ガザとヨルダン川西岸におけるイスラエルの軍事攻勢を広く報道してきた。