イスラエル軍、ベイルート南部郊外に激しい空爆を実施

イスラエルのネタニヤフ首相は、軍長官から攻撃に関する説明を受けた後、ニューヨークの国連本部で行われた記者会見を突然退席したとイスラエルメディアが報道

AA.com, 27, 09, 2024より:

2024年9月27日、レバノンの首都ベイルートの南部で約10回の爆発音が聞こえ、イスラエルの攻撃を受けてレバノンの民間防衛チームと消防チームが被害地域に到着した。

イスタンブール

イスラエル軍は金曜の夕方、ベイルートの南郊地域に前例のない大規模な空爆を実施し、レバノンの組織ヒズボラの本部を攻撃したと主張した。

現地のアナドル通信記者によると、イスラエル軍の戦闘機はヒズボラの拠点であるこの地域に約10回の空爆を行い、一帯に大量の煙が上がった。

空爆の直後、イスラエル軍のダニエル・ハガリ報道官は、攻撃はヒズボラの本部を狙ったものであり、民間の建物の下に建てられていると主張したと述べた。

イスラエルのチャンネル12によると、イスラエル軍はヒズボラの指導者ハッサン・ナスララが標的地域内にいたかどうかを確認中である。

一方、イスラエルの公共放送KANは、ナスララがイスラエルのジェット機が攻撃したトンネル内にいた可能性があると示唆した。

レバノンの国営通信社NNAは、ベイルート南部のハラト・フレイク地区で甚大な被害があり、数棟の建物が倒壊し、濃い煙が一帯から上がっていると報じた。

この攻撃を受けて、レバノン赤十字社はXで、現場に10チームを派遣したと発表した。・・・

イスラエル・ハヨム紙は、同国は爆撃後にレバノンから激しいロケット弾攻撃を受ける可能性を予想し、現在厳戒態勢にあると報じた。・・・

レバノン保健省が発表した数字によると、イスラエルは月曜日の朝からレバノンを攻撃し、700人以上が死亡、約2,200人が負傷した。 同省はまた、昨年10月以来のレバノンでの死者数は1,540人で、さらに同国の南部と東部から避難した人は77,000人以上に上ると述べた。