ヒズボラ、イスラエル空爆でハッサン・ナスララが「殉教」したと確認
イスラエル軍は以前、ベイルート南部郊外への攻撃でヒズボラ指導者ハッサン・ナスララが「殺害された」と主張していた。
AA.com, 28, 09, 2024より:
ベイルート
ヒズボラは土曜日、ベイルート南部郊外への「シオニストによる裏切りの襲撃」と称される攻撃の後、ハッサン・ナスララ事務総長が「殉教」したと発表した。
ヒズボラは声明で、「ヒズボラの事務総長セイエド・ハッサン・ナスララは、約30年間にわたり率いてきた偉大で不滅の殉教者同志に加わり、エルサレムとパレスチナへの道の殉教者となった」と宣言した。
声明では、ナスララが数十年にわたりイスラエルに対する抵抗運動で主導的役割を果たしてきたことを強調し、パレスチナ解放の大義への献身が彼の人生、そして今や彼の「殉教」を決定づけたと指摘した。
1992年からヒズボラの事務総長を務めていたナスララ氏は、レバノンの抵抗運動、特にイスラエル軍との対決で重要な役割を果たした。
彼の死は、ヒズボラとイスラエルの継続中の紛争における重要な瞬間を象徴している。
ヒズボラの声明は、ナスララ氏の使命に対する同グループのコミットメントを再確認して締めくくり、「彼の殉教は、シオニストの敵との戦いを継続し、パレスチナを解放するという抵抗の決意を強めるだけだ」と述べた。
これに先立つ土曜日の声明で、イスラエル軍は、ヒズボラの指導者ハッサン・ナスララ氏が、ベイルートの南郊外の住宅ビルの下にあるヒズボラの中央司令部を狙った作戦中に「粛清された」と主張した。
イスラエル軍は月曜日以来、ヒズボラとの対決が始まって約1年経って以来、レバノンに対する「最も激しく広範囲にわたる」攻撃を開始している。
これに対し、ヒズボラはイスラエルの軍事施設、入植地、さらにはテルアビブのモサド本部に数百発のロケット弾を発射し、イスラエルの死傷者や被害については厳重に公表を控えていると、観測筋は述べている。